基礎スラブ・コンクリート打設・台風2011/09/03 16:34


110903

今日は、SMG邸の基礎スラブのコンクリート打設。
台風がとてもゆっくりと近づいて、天候が心配でしたが、時折、日差し
が射すような天候で、大丈夫でした。

コンクリートの打設に先立ってまずは、コンクリートの現場検査。
スランプ、空気量、塩化物量、温度などが、所定の基準値内にあるかを
調べます。
すべてOKでした。
今回は、タケイ式躯体防水を採用し、水セメント比を調整したため、
スランプ15の堅めの調合設計をしています。
スランプの試験体もコーンから抜いた状態で、写真のお団子のようなこ
んもりとした塊のままでした。
(スランプ18のよく使う普通の堅さの場合は、もう少し富士山のよう
な状態になります。)
堅い方が密実なコンクリートが打てるので、私たちとしては大歓迎なの
です。

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無事に、天候にも恵まれて、コンクリートの打設完了です。
写真は、天端を均しているところ。

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打設が終了する頃には、台風による、不穏な天候も何処へやら、
青空が広がり始めました。
雨に降られなくて、ホッとしています。

伊那谷の家2011/09/09 20:36


090901外観

伊那谷の家の現場監理で、長野県宮田村まで、日帰り出張しました。
現場は順調に進んでいて、黒いガルバリウム鋼板の外壁が貼り終わり
ました。
家の背景には、雲がなければ南アルプスが見えます。
黒色の外壁は、都市部で住宅を計画するときは、今まであまり使って
いないのですが、自然環境が豊かな場所では、緑を引き立てて、良い
コントラストになっていると思います。

090902内観

内観は、クロストラス(勝手に名付けているだけです。)と呼んで
いる、少し変わった構造の屋根に包まれた、連続的な広がりのある一室空間になっています。

友人にコンサートホールみたいだ、と言われました。
ちょっと嬉しい。

下高井戸の家・コンクリート打設2011/09/12 20:43


091201現場検査

下高井戸の家の基礎立ち上がり部分の、コンクリートを打設しました。
現場でのコンクリート検査も、予定どおりの問題のない数値になっています。
最近のJIS認定工場のレディミックスドコンクリートは、ほとんど間違いのない数値になっていますが、やはり現場で検査し確認することが、
品質管理には大切なことだと思っています。

091202現場

091203アンカー

残暑が厳しい中、無事打設が終了しました。
アンカーボルトやホールダウン金物も、所定の位置に、きっちりと
セットされています。

スランプ15のコンクリートが、かなりきれいに打設出来たのではないかと思っています。
この部分は仕上げが打ち放しコンクリートなので、型枠を外すのが
楽しみになりました。

計画中2011/09/20 20:49


092001模型外観

今、計画中の住宅のスタディ模型。

スケッチを描いたり、模型を作ってみたり、パースを描いてみたりしながら、考えをいろんな方向からスタディしてみます。
(どの方法がいいと言う訳ではなく、その計画に何となくしっくり来る方法でスタディをします。)

 敷地の法規的な状況や周囲の環境、コストや、これからの生活の仕方
など、気になることをすべて巻き込んで、スタディを繰り返して、案を詰めて行きます。

そんな試行錯誤の状態が、実は、僕はとても好きです。

この住宅もとても良い住宅になる予感がしています。
(自画自賛ですが。)

092002模型内観

下高井戸の家・上棟2011/09/30 17:42


110930外観

先日、台風が関東を直撃した次の日、9月22日に、下高井戸の家が
上棟しました。

半地下のギャラリー、地上2階建、ロフト、ペントハウス、屋上付き、
敷地条件をフルに活用した二世帯住宅です。
10人ぐらいのご家族が集う住宅です。
楽しい住宅になるように、これからも頑張ります。

110930屋上

屋上からの眺めです。
雲が出ていなければ、屋上から、富士山が見えるかもしれません。