完了検査・散歩 ― 2010/12/15 10:52
去年から設計させていただいていた、密かに我々が「音階の家」と呼んでいる、砧の住宅が完成して、今日、建築基準法の完了検査を受けました。
最近は検査も随分細かいのですが、指摘事項はゼロだったので、
「ホッ」としています。
なぜ「音階の家」なのかと言うと、建て主さんご一家がとても音楽好きだと言うこともあるのですが、この家は、8つのフロアが段差を持ちながら、連続的に、まるで音階のように繋がっている、スキップフロアの住宅だからなのです。
内観の写真は、また、カメラマンに撮影してもらってから後日アップします。

しばらく成城の町に来ることも無くなるだろうと思い、帰り道はぶらぶらと、砧から成城学園前まで、散歩しました。
住宅街の中で、丹下健三設計の幼稚園に出会いました。
思わぬところで名建築に出会えるのは、散歩の大きな楽しみです。

音階の家 ― 2010/12/18 11:02
「音階の家」が竣工し、引き渡しをしました。
8つのフロアがスキップしながら、リズム良く音階のように繋がる、楽しい空間の住宅になったと思います。

建て主さんもとても喜んでくださり、「楽しかった定例の打合せが、来週からもう無いのかと思うと、寂しいね。」と言ってくださり、設計者としては、本当にとても嬉しい限りです。

嬉しくて何も言うことは無いのですが、でも、一年間以上掛けて、一所懸命取り組んできた事が終わって、心の何処かに微かな隙間のようなものが出来たようなきがします。
竣工引き渡しの時は、いつも同じように感じます。

年末 ― 2010/12/29 11:10

今年も早いもので、仕事納めとなりました。
今年も本当に、「アッ」と言う間でした(毎年言っているような気がしますが。)。
今年は記録的な猛暑でした。
その夏の約一月半ぐらいの間に、お盆を挟んで、4棟の上棟を経験しました。

一月半の間に4棟の上棟は、長く設計の仕事をしてきましたが、初めての経験でした。
当然のこととは言え、炎天下での上棟。
今年の夏は、暑かったなあ。
初めて経験する、多列スキップフロアの門型フレームの建て方や、これも初めて経験する貫構造の建て方や、ドキドキワクワクすることの連続する夏でした。(楽しかった。)

とても暑かったけれど、記憶に深く残る夏でした。建て主の皆様、現場の皆様、本当にありがとうございました。
そしてそれらの建物の現場もすべて順調に進み、いつの間にか、秋を過ぎ、(いつだったのか。)あっという間に冬を迎えました。ある現場は竣工・引き渡しを迎え、ある現場は、来年の竣工・引き渡しに向けて工事が進行しながら、年末を迎えました。

来年も、更に質の高い建築を提供できるように、もっともっと頑張っていきたいです。建て主の皆様、至らぬ所も多い設計者に、気持ちよく付き合ってくださり、本当にありがとうございました。
また、苦労をかけ通しの現場監督並びに職人の皆様、本当にありがとうございました。
これにて今年の日記の最後とします。
では、また来年。
みなさま、良い年をお迎え下さい。

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