ベトナム2・フラミンゴリゾート ― 2016/09/13 11:24
今回の旅行の目的の一つである、竹建築を見学に、ハノイ郊外のフラミンゴリゾートへ。
設計は日本の東大に留学経験のある若手の建築家ヴォ・チョン・ギア氏。
まずはレストランでベトナム料理ランチ。
天井の仕上げ材が竹でできている。
野菜もチキンも美味しい。
チキンは当然ブロイラーではなく、放し飼いの鳥。
身が締まっていて、味が濃厚。
魚は雷魚のフライ。
白身であっさりした上品な味。
想像以上においしい。
お目当ての竹建築へ。
人口の池に面した、オープンカフェの上屋を竹建築で作っています。
軽やかな構造で、ベトナムらしい雰囲気を作り出しています。
構造をすべて竹で作っているわけではありませんが、細いフラットバーとステンレスワイヤーのテンション材と、補助部材としての竹をうまく組み合わせて、軽やかな空間を生み出しています。
全部無理に竹だけで作ろうとしない、割り切りの上手さを感じます。
竹建築部分とバックゾーンのブリック建築部分の対比も美しい。
水と竹の対比や、水空間との距離感の近さも、ヴォ・チョン・ギア氏の建築の特徴の一つだと感じました。
風土、素材、ローテクの組み合わせなど、とても面白い建築でした。
このあともいくつかヴォ・チョン・ギア氏の竹建築を、見学する予定です。
次は、ベトナム中部の古都、ホイヤンに向かいます。
続きは、また。
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